運気を手っ取り早く上げる方法、それが方位学。
旅行はもちろんのこと、引っ越しでは重要です。
ちなみに、私も方位学は10年以上前から実践しています。
手相家として世界的にも有名な西谷泰人先生も、方位学は「世界一の開運法」だと仰っています。
いい方位への旅行、引っ越しはあなたの人生に良い影響を及ぼします。
しかし、凶方位の場合は、悪い影響をもたらします。
方位学って意外と知らない方が多かったので、
今回は「旅行」(特に3泊以上の場合)、「引っ越し」では絶対に避けたい大凶方位について解説します。
目次
方位学は陰陽五行思想に基づいた学問
方位学は、4000年前に中国で起きた学問です。
陰陽五行思想に基づいたもので、この世のすべては、「木・火・土・金・水」(モッカドコンスイ)の五つの気からなるという考え方です。
方位学では、生まれた年により、以下の9つの本命星に振り分けられます。
(本命星を調べるなら、【手相観ぱなせ】さんのサイトがおススメ!本命星早見表)
- 一白水星(いっぱくすいせい)
- 二黒土星(じこくどせい)
- 三碧木星(さんぺきもくせい)
- 四緑木星(しろくもくせい)
- 五黄土星(ごおうどせい)
- 六白金星(ろっぱくきんせい)
- 七赤金星(しちせききんせい)
- 八白土星(はっぱくどせい)
- 九紫火星(きゅうしかせい)
それぞれの星に五行の気が含まれています。
なお、五行にはそれぞれ相性があります。(下図参照)

この相性は、方位の吉凶を調べる際にも重要になります。
例えば、「二黒土星」の方の場合、同じ土の気である「八白土星」、両隣の火と金の気である「六白金星」「七赤金星」「九紫火星」は相性がいい星です。
あれ、「五黄土星は?」と思いませんでしたか?
こちらは次に解説しますが、「五黄土星」は例外です。
「五黄土星」の方は、「二黒土星」「八白土星」「六白金星」「七赤金星」「九紫火星」と相性がいいのですが、
他の星にとって「五黄土星」はよくないのです。
方位の吉凶判断の仕方
方位の吉凶は、下記の方位盤から判断します。

ちなみに、こちらは2017年(風水歴では、2017年2月4日~2018年2月3日)の方位盤(年盤)です。
ちなみに、方位盤には、1年単位のもの(年盤)、1か月単位のもの(月盤)、1日単位のもの(日盤)があります。
そこから、「今年の吉方位」「今月の吉方位」「今日の吉方位」がわかるわけです。
まずは年盤で方位の吉凶を判断できれば、月盤・日盤でも同じように読むだけです。
旅行、引っ越しで一番いいのは、「今年の吉方位」「今月の吉方位」「今日の吉方位」のすべてをとることです。
これは旅行でしたら出発日。
引っ越しでしたら引っ越し日。
タイミングをここに合わせるということです。
逆に言うと、大凶方位は絶対に避けるべきです。
それでは次から大凶方位を見ていきましょう。
大凶方位①五黄殺(ごおうさつ)
五黄殺とは、方位盤で五黄土星が入っている方位です。
先ほど少しだけ触れましたが、五黄土星の入る方位は、すべての星の人にとって大凶方位になります。
2017年の年盤を見てみましょう。

五黄土星は南の方位に入っています。
つまり、2017年の南は誰にとっても大凶方位になります。
五黄殺に引っ越すと、失敗、不幸、病気、貧乏に見舞われます。
くれぐれもご注意を!
大凶方位②暗剣殺(あんけんさつ)
暗剣殺は、五黄殺の正反対。
つまり、2017年の場合、北が暗剣殺になります。
2017年の北は誰にとっても大凶方位です。
いきなり災難が降りかかる恐れがあります。
大凶方位③本命殺(ほんめいさつ)
本命殺は、あなたの本命星が入った方位です。
たとえば、2017年の年盤を見ると、三碧木星の方は西になります。四緑木星の方は北東です。

本命殺の方位に旅行に行ったり、引っ越したりすると、主に自分が原因で失敗します。
大凶方位④本命的殺(ほんめいてきさつ)
本命的殺は、あなたの本命星が入った方位と正反対の方位です。
三碧木星の方は、2017年の場合、東も大凶方位になります。四緑木星の方は西南も大凶方位。
他人からの間違った情報、自分の勘違い等で失敗します。
大凶方位⑤歳破(さいは)
年盤において、その年の十二支が入る方位の正反対の方位が「歳破」です。
下図をご覧ください。2017年は酉年です。

酉は西になるので、その反対の東が大凶方位「歳破」になります。2017年は誰にとっても東は大凶方位です。

ちなみに、来年(2018年2月4日~)は戌年ですので、その正反対の東南が大凶方位です。
吉方位の調べ方
大凶方位の調べ方はわかりました。
次は、その年の吉方位の調べ方です。
1.大凶方位①~⑤を除く(①五黄殺、②暗剣殺、③本命殺、④本命的殺、⑤歳破)
二黒土星を例にとると、以下の通りです。

2.残りの方位のうち、五行の気で相性のいいものが吉方位
二黒土星の場合、残りは西(三碧木星)、北東(四緑木星)、西南(七赤金星)です。
「土」の気と相性がいいのは、同じ「土」か、両隣の「火」・「金」です。
(覚えよう!「木・火・土・金・水」モッカドコンスイ)
つまり、二黒土星の2017年の吉方位は七赤金星の入った西南になります。
日盤・月盤も同じように吉凶を判断する
日盤・月盤も年盤と同じように吉凶を判断します。
おさらいすると、
- 五の方位はダメ(五黄殺)
- 五の反対の方位もダメ(暗剣殺)
- 自分の本命星もダメ(本命殺)
- 自分の本命星の反対もダメ(本命的殺)
- 十二支の反対もダメ(歳破)
※月単位、日単位でも十二支があり、その反対は大凶方位です。それぞれ「月破」「日破」といいます。
十二支の方位を知るには下図の定位盤で調べます。

例えば、2017年7月の十二支は「未」です。
未は西南60°にあります。その正反対の北東60°が「月破」といって、
7月の大凶方位になります。
- 7月(7月7日~)、十二支:未(未は西南方位で、その反対の北東が大凶方位「月破」)

例えば、二黒土星の方の7月の吉方位を調べてみましょう。
- 「五」の入る方位は五黄殺なので西はダメ
(ここはどの本命星でも同じ) - 「五」の反対の方位は暗剣殺なので、東もダメ
(ここもどの本命星でも同じ) - 自分の本命星の「二」は本命殺なので、東南もダメ
(ここはあなたの本命星の数字を見る) - 自分の本命星の反対も本命的殺なので、北西もダメ
(ここはあなたの本命星の数字の反対を見る) - 7月の十二支は未(西南)なので、北東もダメ
(ここはどの本命星でも同じ)

残ったのは、七赤金星、八白土星、九紫火星です。
土と相性がいいのは、同じ「土」(五黄土星は除く)、両隣の「火」「金」なので、どれも相性がいいですね。
なので、二黒土星の方の7月の吉方位は、北・南・南西です。
しかし!!!
月の方位はよくても、年の方位が悪くては、長期的に見て良いとは言えません。
2017年の二黒土星の方の吉方位は南西でした。
つまり、「年盤」・「月盤」どちらでも吉方位をとるとなると、南西しかありませんね!
たとえ南のオーストラリアに行きたいとしても、私は吉方位を優先して、南西の東南アジアなどに行きますね。
- 8月(8月7日~)、十二支:申(申は西南方位で、その反対の北東が大凶方位「月破」)

- 9月(9月7日~)、十二支:酉(酉は西方位で、その反対の東が大凶方位「月破」)

ちなみに、9月の月盤は、年盤と同じです。こういう月を「旅行月」と呼びます。
つまり、9月に吉方位へ旅行に行けば、いつもの6倍もの運気を得ることができます。
逆に、凶方位へ旅行に行くと、通常の6倍も悪い運気を受け取ることになります、、、
ご注意くださいね!
2017年9月の旅行月の、各本命星の吉方位はこちらをご覧ください。(2017年9月の吉方位)
- 10月(10月8日~)、十二支:戌(戌は西北方位で、その反対の東南が大凶方位「月破」)

- 11月(11月7日~)、十二支:亥(亥は西北方位で、その反対の東南が大凶方位「月破」)

- 12月(12月7日~)、十二支:子(子は北方位で、その反対の南が大凶方位「月破」)

- 1月(1月5日~)、十二支:丑(丑は北東方位で、その反対の西南が大凶方位「月破」)

年盤・月盤・日盤をどう使い分けるか
毎日方位を気にしていたら、ふつうの生活などできません。
日盤での吉凶は、良いことも悪いこともその日限りです。
月盤の吉凶となると、その影響は4・7・10・13か月目に現れます。(引っ越し、旅行した月を1か月目として)
年盤の吉凶となると、その影響は4・7・10・13年目に現れます。(引っ越し、旅行した年を1年目として)
人生を好転させたいのなら特に「年盤・月盤での吉方位」を積極的に活用することをおススメします。
理由は、単位が大きいほど得られる効果も大きくなるからです。
- 長年の夢を叶えたいのなら、「年盤での吉方位」と「月盤での吉方位」を活用します。
- 今日の商談を成立させたい、今日のデートで距離を縮めたいといった、その日に勝負をかけたいときには「今日の吉方位」を活用します。
私の場合、日盤はほとんど活用しません。
正直言って、よっぽど自由な生活でない限り、日盤で吉方位をとる生活は無理です。
というのも、毎年のように吉方位旅行に出かけていて、引越の際も取り入れているため、運の貯蓄ができているからです。
吉方位に行っても不運なことはある
吉方位へ行くと体調を崩したり、ちょっとしたトラブルに見舞われたりします。
これを「毒だし」といいます。
つまり、良い気を吸収すると、自然と悪い気を外に出すわけです。
これはいい兆候ですので大変かもしれませんが、安心してください。
まとめ:吉方位へ行ってグングン運気を貯めよう
引っ越しは、いくら近所に引っ越す場合でも、年盤と月盤で吉方位を取りましょう。
引っ越しは、長い期間そこを拠点とするわけなので、良い影響も悪い影響も長期間受けることになるからです。
うちの息子はすぐ近所に引っ越しましたが、やはり「年盤」と「月盤」で吉方位をとりました。
旅行の場合も、3泊以上する場合は、できれば「年盤」と「月盤」の両方を、厳しければ「年盤」か「月盤」のどちらかで吉方位をとりましょう。
なお、吉方位旅行での基本原則は以下の通りです。
- 宿泊数が多ければ多いほど絶大な効果を得られる(できれば3泊以上)
- 距離が長ければ長いほど絶大な効果を得られる(できれば35㎞以上)
- 1日目の23時以降は必ず宿泊先にいること
- 方位によっておススメの開運行動をすること
さあ、あとは実践あるのみ!
吉方位旅行も、吉方位への引っ越しも、予定・日程が決まった時点で運気が動き出します。
絶対おススメは、9月の旅行月に思い切って吉方位旅行に出かけることです。私はもう予約取りましたよ~
方位学についてもっと知りたいという方は、西谷泰人先生の『すぐに使える実践方位学』がおススメです!
西谷先生の本は分厚いわりに、すご~く読みやすい本です。それでいて勉強になって、我が家の愛読書です。
[cta id=”1197″ vid=”0″]
コメントを残す